『終末のワルキューレ』は、アジチカ(作画)、梅村真也(原作)、フクイタクミ(構成)による『神vs人類』を描いた作品。
人類の存続をかけ戦うラグナロク(人類vs神 最終闘争)の代償は「存在の永遠の消滅」。
第4回戦の出場者は、神側「零福(ぜろふく)」、人類側「釈迦」です。
「声優」、使っている「武器」、「技」、そしてこの戦いの「勝敗」について解説します。
こちらも併せてごらんください↓
ネタバレ注意!
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終末のワルキューレ【零福(波旬)】のプロフィール 声優紹介
七福神・零福・波旬について解説します。
七福神について
毘沙門天
声優:田島章寛(たじま あきひろ)
出身:インド(ヒンドゥー教)
大黒天
声優:新谷真弓(しんたに まゆみ)
出身:インド(ヒンドゥー教)
寿老人
声優:最上嗣生(もがみ つぐお)
出身:中国(道教)
福禄寿
声優:蒼谷和樹(そうや かずき)
出身:中国(道教)
布袋尊
声優:濱野大輝(はまの だいき)
出身:中国
恵比寿
声優:大畑伸太郎(おおはた しんたろう)
出身:日本
弁財天
声優:菊永あかり(きくなが あかり)
出身:インド(ヒンドゥー教)
零福(ぜろふく)について
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
声優:村瀬歩(むらせ あゆむ)
七福神の合体した本来の姿(オリジナル神)
“降臨すると天絶え福が消え、大いなる災いをもたらす”
波旬(はじゅん)について
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
冥界の伝説の狂戦士・第六天魔王。
かつて冥界を半壊させた怪物。
自分の強大すぎる力に体が耐えきれず自ら消滅した。
冥界の伝説:白き光と黒き陰混ざりし時、冥府の角目覚め、常しえの闇生まれん
善神・零福の哀しみ
古代アジア。
人々を見守るため零福は俗世界に身を置き、人々の幸せを願っていた。
誰よりも心優しい零福が天界から降りて目にしたのは飢餓による様々な苦しみ、不幸のどん底にいる人間たちだった。
零福は涙し、人間たちの不幸を吸い取ることで人々を救済することにした。
不幸に苦しむ人々の幸せのため各地を巡り、あらゆる不幸を吸いまくった。
幾歳月が流れ、人間の不幸を吸いまくった零福は自分が苦しみに喘ごうとも、人間たちを幸せにすることに幸せを感じていた。
零福は人間の幸せになった姿を見るため過去に助けた村を訪れた。
そこで目にしたのは、幸福を見失い欲にまみれどんどん不幸になっていく人間たちの姿だった。
零福は自身の苦しみに耐え人間たちの幸せを願い不幸を吸ってきたのに全然幸せにならない人間たちに負の感情を抱いた。
そこへ釈迦を先頭にみすぼらしいながらも表情は幸福に輝き満ち足りている人間たちの大行列が通りかかった。
欲にまみれた村の人たちも釈迦を見て自分たちの欲深さを反省した。
零福は釈迦を呼び止め「不幸を吸い取っても幸福にならない」と訴えた。
釈迦は「幸福は与えられるものではなく自分で至るもの」だと答えた。
そんな釈迦(人間)に零福(神)は嫉妬した。
零福の人間への愛は憎悪へと変わり人間たちを殺戮する鬼へと変わった。
しかし、人類に災いをもたらす寸前零福は自ら“七福神”へと分裂した。
終末のワルキューレ【零福】の武器・技の紹介
零福の武器・技について紹介します。
武器
零福の武器の紹介。
斧爻(ふこう)
不幸を吸う斧。
不幸を吸えば吸うほど強大化し破壊力も増す。
技
零福の技の紹介。
斧爻嵐陣(ふこうらんじん)
斧爻が無数の刃となり全方位から降り注ぐ。
追跡型。
終末のワルキューレ【波旬】の武器・技の紹介
波旬の武器・技について紹介します。
武器
波旬の武器の紹介。
素手
腕を剣や斧などに変化させられる。
技
波旬の技の紹介。
魔廻天衝(まかいてんしょう)
腕から帯状の刃を出し、ドリルのように回転させ突き刺す。
灼(あらたか)
自身の左腕を引きちぎり剣に変化させたもので切りつける。
終末のワルキューレ【釈迦】のプロフィール 声優紹介
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
釈迦について解説。
釈迦について
出身:仏教(インド)
異名:人類史上最強のドラ息子
幸福な人生
ゴーダマ・シッダールタは、古代北インドの小国シャカ族の王子として生まれ、生まれながらにしてすべてを持っていた。
そして「世界の王となる」と神々から祝福されていた。
シッダールタは王子としての役割、天命を“そういうもの”だと運命として受け入れていた。
遠い親戚にあたる5歳ほど年上の王・ジャータカとはウマが合い兄として慕っていた。
ジャータカは病に侵され余命わずかだった。
ジャータカはシッダールタに「私の人生は誰のものだろう」とこぼした。
最高の衣、食事、宮殿、王族の位も自分で選んだものはなくすべて与えられた幸福。
民の食べる食事の味、川はどこに流れ着くのか、空はどこまで広がっているのか何一つ知らない。
そんな自分の人生を人々は「幸福な人生だった」と言うだろうと弱音を吐いた。
その後ジャータカはこの世を去り、シッダールタはジャータカの言葉を考えていた。
人々はジャータカの死を悲しみ「幸せな方」だと家臣は言い、ジャータカの言葉通りになったことからシッダールタは幸せについて悟った。
シッダールタは葬儀中のジャータカの棺を担ぎ、止める王や祭祀たちの言葉を遮り、「祈りも神の祝福も必要ない。幸福は裡にある」と葬儀場を後に、ジャータカに川の先を見せるため川に流した。
その後ジャータカは城を去り、我が道を歩き始め、悟りのための苦行の修行、生贄の儀式、何者かが決めた運命に抗い、人々を救った。
終末のワルキューレ【釈迦】の武器・技の紹介
釈迦の武器・技について紹介します。
武器
釈迦の武器の紹介。
六道棍
人類が輪廻転生する6つの世界を仏界では六道と呼び、それぞれの道を観音様が守護する。
六道棍は六守護尊の力を宿し、釈迦の感情に呼応しその姿を変える。
十二天斧(ローカパーラ)
壱之道、天道如意輪観音。
斧と槍の一体型。
正覚涅槃棒(ニルヴァーナ)
二之道、畜生道馬頭観音。
金砕棒(金棒)。
金剛独鈷剣(アクサッヤー)
参之道、人間道不空羂索観音。
独鈷の先端が剣状のもの。
独鈷(どっこ):仏具の一種で、手で持って煩悩(ぼんのう)を打ち砕く意味を持つ。
七難即滅の楯(アヒムサー)
四之道、修羅道十一面観音。
巨大な楯。
荒神の戦鎌(サラーカァヤス)
伍之道、餓鬼道千手観音。
釈迦がかつて“毒”として捨てた“憎悪”の感情によって変化した。
鎌の反対側に獅子のような顔がある。
大円寂刀・零(だいえんじゃくとう・ぜろ)
零福の斧爻が“不幸”の代わりに釈迦の“慈愛”を吸い、“一蓮托生”により新たな釈迦の神器となった。
技
釈迦の技の紹介。
正覚阿頼耶識(しょうがくあらやしき)
目覚めし者(仏陀)のみが辿り着ける境地。
ほんの寸秒先の未来が視える。
業滅輪廻(ごうめつりんね)
荒神の戦鎌(サラーカァヤス)を振るう。
業滅輪廻・久遠(ごうめつりんね・くおん)
荒神の戦鎌(サラーカァヤス)の獅子の口からエネルギーを噴射させ加速させ振るう。
天眼妙覚大涅槃斬(マハーバリ・ニルヴァーナ)
大円寂刀・零(だいえんじゃくとう・ぜろ)を振りかぶり切りつける。
【終末のワルキューレ第6回戦】零福vs釈迦の勝敗は?※ネタバレ注意
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
第6回戦ゼウスは神側の出場者を釈迦にした。
釈迦は入場するなり人類側からの出場を表明した。
「神が救わぬなら俺が救う。邪魔する神なら俺が殺る」
ゼウスは釈迦の人類側からの出場を許可し新たに神側からは毘沙門天が出場することになった。
毘沙門天たち七福神が入場し元の姿・零福に戻り釈迦との因縁の対決が始まった。
零福が斧爻で攻撃するも釈迦は未来視により攻撃をかわし続け、そのことに不幸を感じ斧爻はどんどん攻撃力を増していった。
零福は釈迦に嫉妬し天災級の一撃を釈迦に振り下ろすが、釈迦は六道棍を回し楯に姿を変え攻撃を回避した。
その後も近距離戦は続き、釈迦は零福の想いを受け止めた。
零福は人類側も神側も釈迦の事しか見ていないことに苛立ちを感じていた。
釈迦は零福に「自分を愛す」ということを伝え、釈迦は「零福の事が結構好き」だと伝えた。
零福は「釈迦みたいにないりたかった」「みんなに愛されたかった」ということを悟り不幸を失っていった。
不幸が消えたことにより斧爻を失ったが、釈迦六道棍を手放し素手での勝負をした。
零福は今まで憎んでいた釈迦が一番自分の事をわかってくれていたことがわかり幸せを感じ救済された。
そして、釈迦の右ストレートが零福の顔面に直撃し零福は倒れた。
零福は本来の善神の姿を取り戻し、もう一度人を幸せにすること、自分を好きになれることを信じることにした。
【終末のワルキューレ第6回戦】波旬vs釈迦の勝敗は?※ネタバレ注意
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
善神に戻った零福だったが、角が突如零福に刺さり暴走し、零福は釈迦に助けを求めたが間に合わず冥界の伝説の狂戦士第六天魔王・波旬に取り込まれ消化され零福は消滅した。
冥界の王・ハデスでさえ零福がなぜ波旬に至ったのかわからなかったが、何者かが冥界で消滅した波旬の残穢を入手、培養し、波旬の種を作り、近くにいた零福に植えたと考えた。
そして、そんな技術を持ち手間のかかる無駄な遊びをするのはベルゼブブだと推測した。
波旬の魂は一筋の光なく闇な為、釈迦は波旬の攻撃を未来視することはできなかった。
釈迦は波旬の凄まじいラッシュを何とかかわしたがギリギリだった。
波旬は魔廻天衝を放ち、釈迦は斧爻を防いだ楯を出したが魔廻天衝は易々と貫き、釈迦の左目をえぐった。
その後も釈迦は波旬の攻撃をかわすも、脇腹、右足に攻撃をうけた。
釈迦は波旬の中に零福がいるのではと呼びかけたが波旬は「消化し立派に我の養分となった」と笑った。
釈迦は怒り、波旬をぶっ殺すと決めた。
釈迦は憎悪の感情から六道棍は荒神の戦鎌(サラーカァヤス)に変化し、波旬とやり合い、波旬の腕に攻撃を当てることができたが、釈迦は腹を貫かれた。
波旬は釈迦に「何か言い遺すことはあるか?」と聞き、釈迦は笑ってもう一度「神が救わぬなら俺が救う。邪魔する神なら俺が殺る」と答えた。
波旬は腹を貫かれてなお波旬の腕に刺さっている鎌を振ろうとする釈迦に恐怖し釈迦を蹴り飛ばした。
釈迦に「おまえは零福より弱い」と言われたが、波旬は鼻で笑い釈迦に連続攻撃を仕掛けた。
しかし、いくら攻撃しても向かてってくる傷だらけの釈迦に波旬は恐怖した。
波旬はこの感情を否定し、釈迦の鎌の攻撃を受けていた左腕をちぎり剣に変身させた。
そして業滅輪廻vs灼の打ち合いで釈迦の荒神の戦鎌(サラーカァヤス)は壊れ元の六道棍の姿に戻り、次の波旬からの攻撃を受けたことで六道棍も完全に破壊された。
釈迦は倒れ皆絶望したが「己の弱さと向き合い、未熟さに抗い、そして打ち克とうとする思いがないおまえは弱い」と手元にあった零福の神器・斧爻を手に立ち上がり、零福と『一蓮托生・神器連生(ヴェルンド)』した。
斧爻は新たな神器・大円寂刀・零に生まれ変わり零福、七福神たちと共に釈迦は戦った。
再び波旬と釈迦は激しい打ち合いを繰り広げ、波旬はいつまでも笑いながら立ち向かってくる釈迦に恐怖した。
その恐怖によって波旬の魂は揺れ始め、釈迦は未来を視ることが出来、波旬の攻撃をよけ始めた。
波旬はさらに釈迦に恐怖し、“灼”を放ち釈迦を切り裂いたことで波旬は喜んだ。
しかし、釈迦は未来視により避けており、零福と共に一撃・天眼妙覚大涅槃斬(マハーバリ・ニルヴァーナ)により波旬を切りつけ倒れた波旬は消滅した。
零福の魂は七福神たちと共に笑顔で消え、釈迦は見送り涙した。
第6回戦は釈迦の勝利で幕を閉じた。
試合時間:21分37秒
決まり手:天眼妙覚大涅槃斬(マハーバリ・ニルヴァーナ)
勝者:釈迦
釈迦だけではなく、過去に零福に救われた小鳥や人類は零福を思い涙した。
退場した釈迦は倒れ担架で医務室に運ばれた。
医務室に入る直前釈迦はブリュンヒルデに「ブッダチャップスのコーラ味の飴」をねだり、ブリュンヒルデは虫歯になるほどの量を届けると約束した。
感想
釈迦…かっこいいです。
かっこよすぎです!
ダルそうな態度でウサギさんのタンクトップ着てるから変態さんかと思ってたらかっこいい!
「神が救わぬなら俺が救う。邪魔する神なら俺が殺る」
このセリフを中村悠一さんの声で早く聞きたいです!w
中村悠一さんすっごいぴったりだと思います!
そして零福…。
やさしさって簡単に悪に変わっちゃうよね…。
でも最後は釈迦によって救われとてもいい笑顔だった!
毎回毎回試合後は感動で終わるなこの話…。
残り7試合どうなるのか楽しみです!
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