『終末のワルキューレ』は、アジチカ(作画)、梅村真也(原作)、フクイタクミ(構成)による『神vs人類』を描いた作品。
人類の存続をかけ戦うラグナロク(人類vs神 最終闘争)の代償は「存在の永遠の消滅」。
第3回戦の出場者は、神側「ポセイドン」、人類側「佐々木小次郎」です。
「声優」、使っている「武器」、「技」、そしてこの戦いの「勝敗」について解説します。
こちらも併せてごらんください↓
ネタバレ注意!
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終末のワルキューレ【ポセイドン】のプロフィール 声優紹介
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
ポセイドンについて解説。
ポセイドンについて
声優:櫻井孝宏(さくらい たかひろ)
出身:ギリシャ神話
異名:大海の暴君(タイラント・オブ・オーシャン)/海のゼウス(ゼウス・エナリオス))
ポセイドンの恐ろしさ
オリンポスの神々は元は13神だった。
ゼウスの兄・アダマスは末弟のゼウスが最高神位を継承することをよく思っておらず反逆を企て、ポセイドンへも声をかけたが「これが我が兄とは情けない」とポセイドンはアダマスに言い放った。
「神は群れぬ。神は謀らぬ。神は頼らぬ。それこそが神。はじめから完璧な存在なのだ。だが、おまえはそのすべてを侵している」としアダマスを切り捨てた。
ポセイドンの一声でオリンポスの神々は13神だったが元から12神だったと歴史が改められた。
誰も異論を発せない。
誰にも異論を許さない。
ポセイドンは誰よりも神らしい。
ラグナロクの戦いでも、ポセイドンへの声援さえも不要だと圧をかけ黙らせた。
終末のワルキューレ【ポセイドン】の武器、技の紹介
ポセイドンの武器・技について解説します。
武器
ポセイドンの武器の紹介。
三叉槍(トライデント)
3つの穂を有する槍。
技
ポセイドンの技の紹介。
怒れる波濤(アムピトリテ)
荒れ狂う波濤(大きな波)の如き正面からの連続突き。
荒海に降る神雷(キオネ・テュロ・デーメテール)
雷雨の如き上からの連続突き。
四十日四十夜の大洪水(メドューサ・アロペ・デーメテール)
地球全土を飲み込む大洪水の如き全方面からの連続突きの嵐。
ポセイドンの動きが速すぎて残像がドームのように見える。
終末のワルキューレ【佐々木小次郎】のプロフィール 声優紹介
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
佐々木小次郎について解説。
佐々木小次郎について
声優:山路和弘(やまじ かずひろ)
出身:日本(安土桃山~江戸初期)
異名:史上最強の敗者(ルーザー)
小次郎の全盛期
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
佐々木小次郎はその生涯においてただの一度も勝利したことがなかった。
通っていた剣術道場の強き者と戦い“いま全力で闘って怪我でもしたら損”だと負けを認めると潔く降参していたことから「剣術の才はない」と言われていた。
しかし小次郎は道場ではなく自然に師を求め、野の獣に戦の呼吸を学んだ。
敗北するたび勝利の術を追求し独り学び続けた。
そして頭の中で何度も闘い勝利すると再度戦うこともなく次の強き者に勝負を挑んだ。
水に飢える乾いた大地のごとく、小次郎は己が到底及ばぬ相手を求め負け続けた。
負け続けたまま最強を目指したことで史上最強の敗者は誕生した。
そして、宮本武蔵と巌流島にて「こんな楽しいことやめたら小次郎一生の損じゃ」と死合い続けた。
そして、宮本武蔵に敗れ天に召された四百数十年余り、未だ己の剣を磨き続けていた。
そのため、宮本武蔵に敗れたときの姿ではなく年老いた今が全盛期の状態としてラグナロクに挑んだ。
終末のワルキューレ【佐々木小次郎】の神器錬成、能力、技の紹介
佐々木小次郎の神器錬成、技、能力について解説します。
神器錬成(ヴェルンド)
“神器”に対抗するための“神器”。
ワルキューレの肉体を人間の最もふさわしい武器に姿を変える秘められた能力“神器錬成(ヴェルンド)”。
神器錬成された武器にはそれぞれの持つ特性が宿る。
フリスト
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
声優:小林ゆう(こばやし ゆう)
戦乙女:次女
特性:震える者、轟かす者
姿を変えた武器:備前長光三尺余寸(びぜんおさみつさんじゃくよすん)
(通称:物干し竿)
能力・技
佐々木小次郎の能力・技の紹介。
千手無双(せんじゅむそう)
相手の歩き方、呼吸、肉体が発するほんの毛筋ほどのわずかな情報を読み取り頭の中でイメージし、自ら生み出したイメージと千を越える相手の攻撃パターンをシミュレーションする。
現実ではどんなに速い攻撃でもどれだけ撃ち込まれても次を予測(シミュレーション)し避ける。
相手のあらゆる動きを千手先読みする。
萬手無双(まんじゅむそう)
相手の動きだけでなく空気の揺れ、地面を伝わる振動、森羅万象を読み神の一手をも先読みする。
燕返し
長刀を上段から全身全霊で振り下ろし、振り下ろされた軌跡をなぞるように神速の第二刀が襲う技。
虎切(とらきり)
岩流秘奥。
振り上げた刀を振り上げた側の手に逆手に持ち換え振り下ろす技。
二天岩流
小次郎の「岩流」が二刀流になったことでの進化。
あらゆる剣士たちと戦ったことで真似や模倣ではなく魂に彼らの技・闘い方が宿った集大成の技。
双燕斬虎万刃撩乱(そうえんざんこばんじんりょうらん)
二天岩流奥義。
1撃目に左手に持つ小太刀で相手を右側に切り上げ、2撃目に右手に持つ長刀で相手を左側に切り上げ、3撃目にクロス状に振り上がっている2本の刀を振り下ろす技。
【終末のワルキューレ第3回戦】ポセイドンvs佐々木小次郎の勝敗は?※ネタバレ注意
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
神代表が“ポセイドン”だと発表され、次の選手の選定に迷っているブリュンヒルデに「吾が征こう」と名乗りを上げたのが“佐々木小次郎”だった。
第3回戦は水を打ったような静寂から始まった。
ポセイドンは小次郎が間合いに入ってくるまで動かず、小次郎は頭の中でポセイドンと戦い18回殺されていた。
そして、小次郎が燕返しを仕掛けた。
ポセイドンはよけたがその際前髪が切れ、人と目を合わせないポセイドンが小次郎と目を合わせ自ら動いた。
ポセイドンの動きは小次郎の千手無双によるシミュレーションよりはやく、脇腹をえぐった。
小次郎はポセイドンの攻撃に追いついても追いついても、ポセイドンはさらにその上を行くはやさの攻撃を仕掛けてきた。
そして、小次郎の神器・備前長光三尺余寸はポセイドンに真っ二つに折られてしまった。
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
小次郎はポセイドンに「剣はバカな漢たちが重ねし歴史だ。誰の思いも背負ったことがねぇオマエさんごときに、吾が負けるわけにはいかない」と折れた刀はワルキューレ唯一2つの名が共同するフリストの『神器再錬(リ・ヴェルンド)』によって2本の刀に生まれ変わった。
ポセイドンは小次郎を「雑魚」だと未だ見下したまま技を繰り出し、小次郎は二天岩流により今まで戦ってきた剣士たちの技を繰り出しポセイドンに刃が届きポセイドンは傷だらけになった。
しかしポセイドンは「余の全てを読めたなどと驕りが過ぎる」と笑った。
(Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会)
ポセイドンは大技・四十日四十夜の大洪水(メドューサ・アロペ・デーメテール)を繰り出し、やっとポセイドンに届いたと思っていた小次郎はまだ先があるのかと絶望した。
しかし、小次郎を応援する剣士たちに押され自分の戦いは“負け”からだったと思い直しポセイドンへ向かっていき「千手無双」は「萬手無双」へと進化した。
そして、ポセイドンの攻撃の万手先を読み攻撃をかわしついにポセイドンの懐へたどり着き、奥義・双燕斬虎万刃撩乱(そうえんざんこばんじんりょうらん)によりポセイドンの右腕、左腕、胴は切り裂かれ崩れ落ちた。
ポセイドンは崩れる最後まで小次郎を「雑魚」と呼び、第3回戦は佐々木小次郎の勝利で幕を閉じた。
試合時間:13分07秒
決まり手:双燕斬虎万刃撩乱(そうえんざんこばんじんりょうらん)
勝者:佐々木小次郎
ポセイドンは「魂の完全消滅(ニブルヘル)」により復活、輪廻、あらゆる救済なく宇宙の塵となった。
神が人に敗北したというありえない現実を前に神々は沈黙した。
最強の敗者は初の勝利にひたり、ふらつく小次郎をフリストが支え2人は会場を後にした。
ポセイドンvs佐々木小次郎 アニメでは何話?
第9話:大海の暴君
第10話:最強の敗者
第11話:燕が見た深淵
第12話:そしてラグナロクはつづく
感想
ついに!
ついに人類が1勝をもぎ取った!
神の中の神・ポセイドンを史上最強の敗者・佐々木小次郎が勝った!
初勝利が神とかかっこいいな!
「おじいちゃんが勝負に現れるとか何?!」って感じだったけど、小次郎の誰に認められるでもない、ただ己のためだけに勝負してきた生き様はかっこいいね!
私は誰かに認めてもらわないとモチベーションが…!w
そして、登場してきた時は小次郎の事を認めていなかった過去闘った宮本武蔵たちが小次郎の構えや戦い方を見て、小次郎を認め応援してたのよかった!
神の消滅は衝撃的だったけど13番勝負だから最後まで勝負付かなかったら半分は神消滅なんだよな…。
人類が神に勝てるのか…。
この勝負わからない!
残り10試合がどうなるのか楽しみです。
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