実写映画化、ドラマ化、アニメ化がされ、2023年4月にはコミックが510万部を突破している大人気作品『トモダチゲーム』。
「金」か「友情」か究極の選択を迫られるトモダチゲームに参加することになった友一たち5人の友達。
「トモダチゲームを潰す」と頭脳ゲームを勝利していき、ついに最終ゲームに挑む友一たち。
しかし、トモダチゲームを進めていくうちに明らかになってきた5人のつながり。
5人の運命を変えたトモダチゲームに引き入れたのは天智ではなくゆとりだった!
さらに、裏切り者はもう1人いるというゆとり。
Cグループの2人目の裏切り者は天智、四部、志法のうち誰なのか考察していきたいと思います!
※第115話までのネタバレ含みます!
【考察】トモダチゲーム|Cグループ2人目の裏切り者は?
(© 山口ミコト・佐藤友生・講談社/「トモダチゲーム」製作委員会)
裏切り者が2人いるというのは15巻70話にて判明しました!
なぜ2人いるというのがわかっているかというと、1人目の裏切り者ゆとりの家に行った志法が、ゆとりに「他の人にこのことを話したらダメだよ。話せば私の仲間がすぐに教えてくれるからね」と発言されたことで判明しました。(16巻73話)
さらにゆとりは「最初に裏切ったのは私じゃない。“もう1人の裏切り者”だから。私はその事実を知って仕方なくみんなをトモダチゲームに導いたの」と語っています。(18巻83話)
2人目の裏切り者がわからないまま115話「最終任務(ファイナルタスク)」ではボスからの指令が送られてきました。
トモダチゲームを経て手に入れた経験と知識を駆使し以下の問題に“正確に”答えよ。
①Cグループの真の裏切り者とは?
②片切友一が過去に犯した罪とは?
③トモダチゲームのボスの正体とは誰?
過去の話にヒントが隠されているだって!!!
これは過去の話を読み返すために買うしかない!
ということで葛藤の末、マンガ最新刊まで買いました!w
こういうヒントを探すのは好きですが、気づけない!w
頑張って注意深く読み返して探してみました!!
トモダチゲーム24巻
(113話~117話)
12/7配信!
\読み返すと新たな発見が見つかるかも!/
そもそも2人目の裏切り者は存在するの?
もう1人の裏切り者がいるかについては運営の東條レンが答えています。(17巻78話)
「間違いなく…いますよ」
しかし、裏切り者と言っても色々な形があり、「彼らが想像している形の“裏切り者”とは少し違うかもしれませんね」と続けています。
普通のとは違う裏切り者とはどういうものなのでしょう。
運営の南理タケシと西澤アキラは普通とは違う裏切りをこう予想しました。
・本人も友達を裏切っていることに気づいていない
東條レンはCグループの担当は月野だからと正解は話しませんでした。
実際のところ普通じゃない2人目の裏切り者は誰なのでしょうか。
トモダチゲーム2人目の裏切り者は四部?
18巻85話にて、2人目の裏切り者は『四部誠』だと判明しました!
しかし、元からの裏切り者ではなく、ゆとりの護衛「斯波真次」に何かをつぶやかれたことにより真実を知ったことで、裏切った形になってしまいました。(18巻86話)
真の裏切り者ではないと考える理由①
まず四部が裏切り者だろうという状態で、ボスからのタスクに“真の裏切り者は誰か?”とメールが来ている時点で四部は真の裏切り者ではなさそうです。
そして、本人も自分が裏切り者と言うことであれば、③のボスだけではなく、①の裏切り者の正体も知っているという話になるでしょう。
四部は裏切り者じゃないだろうな。
真の裏切り者ではないと考える理由②
トモダチゲーム第2ゲーム「陰口スゴロク」のスペシャルチャンスに四部は自ら立候補しています。(2巻7話)
スペシャルチャンスの内容は、指名された人はトモダチゲーム事務局が独自に調査した”大暴露ネタ”を発表されること。
四部は志法にいい顔するために「俺には調べられて困るようなことは1つもない!」と言いきっています。
さらに、友達みんなの四部への認識は“口が軽い”。
隠し事などできるはずないのです。
実際暴露されたネタは“四部の父親、四部正一のスキャンダル、パワハラ、セクハラ、収賄、隠蔽”という父親ネタ。
身内ネタも確かに暴露ネタですが、それは四部本人に暴露されて困るネタが本当になかったということです。
5人の関係を壊そうとしているのであれば、それは絶対暴露されて困るネタで運営側も調べられないことはないはずです。
何でここで四部父のネタだったんだろうね。
四部は潔白ってことなのかな。
真の裏切り者ではないと考える理由③
ゆとりは四部の事が「大嫌い」だと四部本人に言っています。
ゆとりは自分の名前“ゆとり”が原因でいじめられていたことから自分の名前を嫌っています。
なので自分の事を「ゆとり」と呼ぶ人物が元々大嫌いなのです。
ゆとりが大嫌いな人物が2人目の裏切り者とは考えにくいのではないでしょうか。
ここのゆとりは怖かった…。
四部この後「心木」って言ってるからねw
真の裏切り者と考えられる理由①
四部正一が死亡したことで、やる必要のなかった第4ゲーム「有罪裁判」が行われました。
友一はもちろん四部を助けるため、色々な事をし四部を助け出しました。
しかしその前にすでにCグループ担当の月野から「四部誠は第4ゲームで切ったほうがいい。あくまで客観的に見て、今後の状況・リスクを考えたらという話」と友一へ発言しています。
四部を救いゆとり側につくまで、そんなにリスクというまでの事は起こっていません。
四部も四部なりに頑張っていたと思います。
しかし、すべてを知っている運営の月野が無意味なことを言っているとも考えられないので四部は裏切り者なのでしょうか。
未だに四部を切ったほうがいいって言った理由がわからない。
5億の借金ってことじゃないよね。
ゆとり側につくって予想してたってわけじゃないだろうし…。
裏切り者を教えてくれたわけじゃないだろうし…。
トモダチゲーム2人目の裏切り者は志法?
元々裏切り者と天智に怪しまれ、このトモダチゲームに参加することになった原因は志法です。
現在、正義と言う言葉で志法は怪しくない雰囲気ですが、天智が怪しいと思っていた理由ははっきりされていません。
真の裏切り者ではないと考える理由①
裏切り者のゆとりによってトモダチゲームに拉致されました。
ゆとりが志法に「他の人にこのことを話したらダメだよ。話せば私の仲間がすぐに教えてくれるからね」と発言していることから志法が裏切り者とは考えにくいのではないでしょうか。
ゆとりの仲間じゃない時点で裏切り者ではないでしょうね。
真の裏切り者ではないと考える理由②
志法はゆとりの事を「ゆとり」と呼んでいます。
なので、四部と同じように「ゆとり」と呼ぶ志法が裏切り者とは考えにくいのではないでしょうか。
志法は四部と違って「ゆとり」呼びを続けるw
志法強し!
真の裏切り者ではないと考える理由③
志法はたぶん①真の裏切り者がわかると答えました。
裏切り者に気づいた出来事は“中学の拉致事件”。
この時、「この事件もまた私たちの中にいる“もう1人の裏切り者”を見つけ出す大きなヒントだったんだ」と語られています。(17巻78話)
志法は父親が原因で拉致され、斯波真次に“親子の絆”と“大人の友情”どっちが強いかを決めるゲーム「絆と友情ゲーム」に巻き込まれました。
志法の父親は親友の天智の父親が死んだことでその意思を継ぎトモダチゲームを調べ始め、斯波真次に“このまま親友のためにトモダチゲームを調べるか”、“娘を助けるか”選択を迫られたのです。
志法には記憶がなく気づいたときにはケガをし、ベッドの上でした。
志法はこのゲームの結果を聞くことはしていませんが、志法の父親はひたすら志法に謝っていました。
志法の整形で消した顔の傷、残っている体の傷はどのようについたものなのでしょう。
この出来事からの裏切り者へのヒントは判明していませんが、過去にも拉致されているので裏切り者とは考えにくいのではないでしょうか。
これの何がヒントなんだろう…。
何か気づけるヒントある?
気づける人はもう気づけてる?
真の裏切り者と考えられる理由①
やはり、元から天智が疑っていた原因です。
天智の友達関係が壊れた志法の行動は未だ判明されていません。
そして、天智、四部2人とも父親にトモダチゲームを他人に話すというルール違反をした原因は志法です。
怪しい行動をしている志法は裏切り者なのでしょうか。
今もう正義の志法って感じだけで疑い晴れた感じだけど、何も解決してないよね?
真の裏切り者と考えられる理由②
志法の父親の発言は中学時代拉致され謝っていた父親と違って志法を憎んでいるようです。
四部を父親殺しとして逮捕した志法父は四部に「あきらめたまえ。君が志法と出会ってしまった運命を呪うしかない」と言ったのです。(8巻34話)
志法は裏切り者なので出会った運命を呪うしかないのでしょうか。
志法には何があるんでしょう…。
まったくわからない…。
トモダチゲーム2人目の裏切り者は天智?
初めに裏切り者とされていたのは天智です。
友一からの信頼を命がけで取り戻し、裏切り者候補から外れました。
真の裏切り者ではないと考える理由①
天智はトモダチゲームにみんなを巻き込んだ目的を第2ゲーム「陰口スゴロク」終了時友一に説明しています。
そして、友一の信頼を取り戻すため、第3ゲーム「友情かくれんぼ」で命を懸けて自分の潔白を証明しました。
死を覚悟した天智が裏切り者とは考えにくいのではないでしょうか。
死を覚悟してまで潔白を証明したんだから裏切り者じゃないよね。
これも計算だったら知らんけど…。
真の裏切り者ではないと考える理由②
天智がトモダチゲームに参加した目的は「父親の仇を討つこと」です。
その父親を殺した人物はゆとりに命令された須原岳です。
最愛の父親を殺したゆとりの仲間とは考えにくいでしょう。
まさかゆとりが天智父を殺すように指示してたとは!
父親殺しが判明したわりに天智が冷静だった気がするのは気のせい?
真の裏切り者と考えられる理由①
天智が友一にした友達の話は疑問が残る部分があります。
トモダチゲームに参加したのは友達3人のようですが、そもそも3人でも参加できるのでしょうか。
それに、2人の友達は天智に借金を押し付けるためにトモダチゲームに参加したのだとしたら、第3ゲームまで進んでいるのも不思議です。
第1ゲーム、第2ゲーム共に友一たちと同じ内容のものだったとするならば、第1ゲームで終わっていてもおかしくないですし、陰口スゴロクは最悪な結果で終わりそうだし、第3ゲーム「友情かくれんぼ」の内容知らなかったし…。
ゲームの内容は違ったのかもしれないですが…。
昔話は友一の信頼を得るための嘘が盛り込まれており、実際は本当に裏切り者なのでしょうか。
トモダチゲームって1チーム5人とか決まってる?決まってない?
昔の天智ってやること全て上手くいったって言ってるし、学校牛耳ってたって言ってるし悪そうよねw
小さいころからコツコツ貯金して100万円になるの?
きっと父親は初代トモダチゲームの被害者だから貧乏だったと思うんだけどな…。
真の裏切り者と考えられる理由②
第4ゲーム「友罪裁判」に挑む天智とゆとりが会話をしています。
か弱いゆとりにトモダチゲームを抜けてもいいという天智に、部外者ではないとゆとりは答えトモダチゲームを続けます。
この会話が裏切り者2人の会話だと思うと何かもっと深い部分の会話にも聞こえなくもない気がします。
天「君は部外者だ。抜けたいなら正直に言ってほしい」
ゆ「今トモダチゲームを抜けたら何も知らないまま一人ぼっちになるんでしょ。私も真実を知りたい。私のせいで大事な人がいっぱい傷ついたんだよ。私はもう部外者じゃないつもりだよ。色んなことがありすぎて誰を信じたらいいのかわからなくなってたけど、命がけで私を守ろうとしてくれた友一だけは信じるって決めたから。友一が信頼してる美笠君の事も信じるよ。いつか話してくれるんだよね。なんで、あんなことをしたのか」
天「ああ、必ず」
ゆとりの言う「私のせいで大切な人がいっぱい傷ついた」という言葉が、家族たちのことのように聞こえないこともないでしょうか。
「友一だけは信じるって決めた」という言葉も、今の友一ではなく、昔の友一のことではないでしょうか。
「なんで、あんなことをしたのか」という言葉も、先に裏切ったもう1人が天智だということではないでしょうか。
ゆとりが凶悪な感じではないので違う気もしますが、凶悪ゆとりは演技で2人が共犯となると、ゆとりが突き落とした聡音や京を天智が助けられたのも納得できるような気がします。
実際、父親を死に追いやったゆとりや須原岳を前に感情がスルーな気が…。
天智が父親にトモダチゲームの事を父親に話したことはルール違反で、運営に父親を殺される前にゆとりが動いたとか?
四部は父親に話したことで有罪裁判という罰を受けてるのに天智は何もないし…。
今最も怪しくない天智が普通の裏切り者じゃない可能性はあると思います。
考えすぎかな?
こんな2人だけの会話は友一たちが知るわけないし、ヒントでも何もないかも。
真の裏切り者と考えられる理由③
大人のトモダチゲーム参加前のパーティー。(8巻35話)
マナブ伯爵に「皆さんいい関係を築きましょう」と言われ、友一たちは二手に分かれ“参加者と話す”or“参加者と話さない”という対応をとり“参加者と話す”という選択をした友一と四部が大人のトモダチゲーム第1ゲーム「友情の檻(フレンズプリズン)ゲーム」に参加することになりました。
参加者といい関係を築いたことが参加させられる理由のような感じでしたが、一緒に第1ゲームに参加していた「後田渡」は誰とも話していない雰囲気でした。
“いい関係”とはなんだったのでしょう。
もし、トモダチゲーム側といい関係ということだったとしたら、ゆとりと共にゲームに参加しなかった天智はトモダチゲーム側と繋がっている裏切り者と考えられるでしょう。
何でこのゲーム全員参加じゃないんでしょうね。
残されたゆとりと天智は何してたんでしょう。
天智が志法のロッカーから200万奪った時もゆとりとぶつかってってやり取りしてたし、この2人何気に関わりある感じ?
トモダチゲーム2人目の裏切り者は友一?
トモダチゲーム最新話読んだけど、これやっぱ友一が裏切り者で、志法が改心させる物語な気がしてきた。
友一以上の悪はいないんじゃないの……。— ねこぜな (@nekozena) April 12, 2023
裏切り者が友一ということもあるかもしれません。
初代トモダチゲームを考えたのは友一です。
家族をメチャクチャにした友一が裏切り者と言っている可能性もあるかもしれません。
でも、この事実はゆとり本人が語ってるので違うかも…。
まとめ
2人目の裏切り者は誰?
〈裏切り者ではない〉
・ゆとり側に寝返った偽裏切り者
・「陰口スゴロク」の大暴露ネタが自身のネタではなかった
・ゆとりを「ゆとり」呼びしている
〈裏切り者の可能性〉
・「有罪裁判」時、月野に四部を切るよう言われた
〈裏切り者ではない〉
・ゆとりに拉致された
・ゆとりを「ゆとり」呼びしている
・中学時代にも拉致されこれが裏切り者につながる大きなヒント
〈裏切り者の可能性〉
・天智の友達関係を壊した
・志法父が四部に「志法と出会った運命を呪うしかない」と言っていた
〈裏切り者ではない〉
・命を懸けて潔白を証明した
・天智父を殺したゆとりと仲間なわけない
〈裏切り者の可能性〉
・昔のトモダチゲームの話に疑問が残る
・ゆとりとの会話に違和感
・トモダチゲーム側といい関係?
〈裏切り者の可能性〉
・初代トモダチゲームでみんなの家族を壊した
感想
Cグループ真の裏切り者についてまとめました!
裏切り者なんてこの中にいるわけない!って思ってたのにゆとりの時の衝撃は忘れられません!
あれは怖すぎてトラウマものでしょw
今更、もう1人“真の”裏切り者がいるとか言われても信じられませんよね!
でも、それぞれに目的があるようなので最終的に裏切る形になってしまったのでしょうか?
ゆとりにしろ、もう1人の裏切り者にしろ、ボスにしろ、目的は『復讐なのか』『友達の絆のためなのか』トモダチゲームが終わったあとは、この5人どうなるのでしょうか…。
今のところ私の裏切り者予想は『天智』ですかね。
何か気づている点などありましたら、コメントいただけると嬉しいです!
ありがとうございました!
コメント
四部を切るように月野が言ったのは大人のトモダチゲームに行くと思ったからかな?
その前に本当の裏切り者がいると月野から伝えられた時友一は「やっぱり存在するのか…?」と考えてたから友一の線はないと思う。
本当の裏切り者は志法と天智のどちらかだと思うけど個人的には天智だと思う。