剣心の特徴『十字傷』が消えない理由は?※ネタバレ【るろうに剣心】

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るろうに剣心
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『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん-めいじけんかくろまんたん-)は、和月伸宏による作品です。

1994年~1999年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、アニメ化、実写映画化されている大人気作品です。

この作品の主人公『緋村剣心』の特徴の1つに『左頬の十字傷』というものがあります。

傷は月日がたてば薄れていくものなのに剣心の十字傷はなぜはっきりと残っているのでしょうか?

その理由は剣心の悲しい過去に関係しています。

以下ネタバレ有!

剣心の特徴の1つ『逆刃刀』についてもまとめてます↓

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十字傷が消えない理由は?※ネタバレ有【るろうに剣心】


(©和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」製作委員会)

剣心の十字傷は相当な古傷だが消えることなくくっきり残っている。

高荷恵曰く、“何かしらの強い念を込めてつけられた刀傷は、その強い念が晴れない限り決して消える事はない”

黒船来航(1853年)から明治維新までの15年間、徳川幕府と維新志士たちが戦いを繰り広げた幕末の時代。

剣心は長州派維新志士『緋村抜刀斎』として新時代のために人斬りを担っていた。

そして、十字傷は1人につけられた傷ではなく、2人につけられた傷だった。

1つ目の傷をつけた人物:清里明良(きよさと あきら)

1つ目の傷は、清里明良という青年がつけた。

清里は御家人の家の次男で文武はからきしだったが、誰にも優しく何より努力の人だった。

清里は同じ御家人の家の幼馴染の“雪代巴”にプロポーズしたが、目を丸くするだけの巴を見て、「次男程度では巴を幸せにできない」と祝言を先延ばしにし、京都見廻組へ参加した。

そして、護衛していた重倉十兵衛を殺しにやってきた抜刀斎と刀を交えた。

清里は最後に「死にたくない…。やっと祝言なのに…。ずっと愛していけると思ったのに…。と…(も…え…)」と強く“生きたい”と願っていたが、抜刀斎は止めを刺した。

この時、清里の刀が抜刀斎の左頬に傷をつけた。

抜刀斎は清里に「来世で幸せになってくれ…」と告げ、その場を後にした。

清里明良の、「生きて巴と幸せになりたい」という強い執念が、剣心の左頬に強い念として刻まれた。

飛天御剣流の使い手の剣心に刀傷をつける事さえ困難なのに、武術がからっきしな清里が剣心の頬に傷をつけるのは不可能に等しい。

清里の好きな人と一緒に生きたいという強い執念が為した一太刀だったんですね。

2つ目の傷をつけた人物:緋村巴(ひむら ともえ)

2つ目の傷は、緋村巴・剣心の妻がつけた。

旧姓・雪代巴は誰にでも優しい清里が好きで自分を選んでくれたことが本当にうれしかったが、笑顔を作ることが苦手な巴は清里からの申し出に目を丸くすることしか出来なかった。

清里が京都見廻組に参加が決まったときも、泣いて止めることもしなかった。

清里が惨殺されたという知らせを受けたとき、“プロポーズに笑って答えていれば”“京都見廻組の参加を泣いて拒んでいれば”と誰かを憎まないと気が狂ってしまいそうなほど悔やんだ。

そして、人斬り抜刀斎を殺そうとする組織に身を委ねた。

巴が剣心の元へ現れたとき、剣心は人を斬っても斬っても変わらない時代に気持ちが沈んでいた時だった。

行くところも帰るところもないという巴は剣心と共に生活し、その後2人は形だけの夫婦になった。

巴は組織から剣心の弱点を見つけるよう言われ剣心に近づいたが、一緒に生活するうちに剣心を愛してしまった。

巴は剣心が寝ているうちに組織のアジトに出向き、剣心を守るため「抜刀斎の弱点は寝込み」だと嘘の弱点を教えたが、組織が巴を剣心の元へ送り込んだ本当の理由は“抜刀斎に巴を好きにさせ巴を弱点にすること”だった。

剣心は組織に囚われた巴を救い出すため組織のアジトがある森へ向かったが、下っ端との戦いで“直感”“聴覚”“視覚”を奪われ組織のリーダーとの戦いに苦戦した。

剣心は巴が新時代で幸せになることを願って、相打ちならと一撃に集中した。

気を失っていた巴は目を覚まし剣心の姿を見て清里と姿が重なり、「もう二度と愛した人を死なせたくない」と心に決め、リーダーの動きを封じるため小刀を持ったまましがみつき、そのまま剣心の一撃を受けた。

視力を奪われた剣心だったが巴の白梅香の香りが香り、巴の存在に気づいたときには刀を止めることが出来なかった。

その時巴が持っていた小刀が手から滑り落ち、剣心の左頬をかすめた。

剣心は巴がどうしてこんな行動をしたのかわからず泣いて訴えたが、笑うことが苦手な巴が最期に「これでいいんです…だから泣かないでください…」と剣心に微笑みかけ剣心の腕の中で息を引き取った。

緋村巴の、婚約者を殺した相手を愛してしまったという清里に対しての謝罪の念剣心を殺そうと近づいた剣心に対しての謝罪の念剣心に生きてほしいという念が、剣心の左頬に強い念として刻まれた。

剣心はのちに巴の日記を読み、巴の還らぬ人となった婚約者は自分が殺したということを知った。

OVA作品では、巴が自らの手で剣心の左頬に傷をつけました。

なぜ自ら剣心の頬に傷をつけたのかは明らかにされていませんが、『清里の念を断ち切り、剣心に幸せになってほしい、そして私を忘れないでほしい』という解釈がなされていました。

こちらの巴が自らつけた傷のほうが、強い念としてしっくりきますね。

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剣心の十字傷は消える?【るろうに剣心】

最終話で薫が「十字傷…だいぶ薄くなったね…」と剣心に笑いかけるが、傷はなくなっていない。

剣心は、15年間“人斬りの罪を償う答え”を探していたが見つけられないでいた。

巴の弟・縁(えにし)との戦いで薫を殺され(実は精巧につくられた人形の薫)、大切な人を失った絶望から、時代に取り残された人たちの吹き溜まり『落人村』で廃人状態となり身を寄せた剣心。

「薫の“仇討ち”」という言葉に剣心は「もう疲れた…」と心が動くことはなかったが、「助けてほしい」という言葉には心が動いた。

落人村のリーダー的存在で、巴と縁の父親の“オイボレ”という老人は、そんな剣心に「大切なものを失って、身も心も疲れ果て、それでも決して捨てることが出来ない想いがそこにあるならば、誰が何と言おうとそれこそが君だけの唯一の真実」だと語りかけた。

剣心はオイボレの言葉を聞き、剣心の唯一の真実は初めから何も変わらず「目に映る人々の幸せを1つ1つ守り、これまで通り殺さずの戦いを続けていく」ことだと気づいた。

剣心が“人斬りの罪を償う答え”にたどり着いたとき、剣心の中の巴は微笑んだ。

答えにたどり着いた剣心の技には迷いがなくなり、縁との戦いに勝利し、薫と共に人生を歩き始めた。

飛天御剣流も奥義取得により体の小さい剣心の体は耐えられなくなり、逆刃刀も弥彦の元服祝いとして手放した。

剣心は「十字傷は多分一生消える事はない。飛天御剣流も逆刃刀もなくなったが、これでもう戦えなくなったわけじゃない。まだ戦いの人生を完遂していない。これからもずっと殺さずの信念の下で闘い続ける」と誓った。

剣心の人斬りの罪を償う答えが見つかっても十字傷は一生消える事はないんですね。

十字傷は清里と巴の念がつけた傷ですが、剣心の罪を背負うという念もこの十字傷に込められているのではないかと思いました。

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まとめ

剣心の十字傷についてまとめました。

初めて剣心を見たときは左頬の十字傷について「デザインかな」と何も思ってなかったのですが、深い意味が込められていたんですね。

十字傷をつけた2人の念は、剣心を恨んでいる念というより、「生きたい」という念だったんですね。

人々の幸せのために人斬りになり、償いの道を15年間探し続け、「目に映る人々の幸せを守る」という答えにやっとたどり着いた剣心。

答えにたどり着いて終わりではなく、これから償いの人生が始まるんですね。

斬り捨てられた人たちも剣心と同じ想いで必死に戦ってきた。

その人たちの想いを背負って十字傷を戒めとして殺さずの人生を歩んでいくのでしょう。

【るろうに剣心】主要メンバー声優一覧↓

【るろうに剣心】飛天御剣流一覧↓

【るろうに剣心】逆刃刀について↓

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