美世の異能『夢見の力』を解説!薄刃家とは?※ネタバレ|私の幸せな結婚

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わたしの幸せな結婚
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『私の幸せな結婚』は顎木あくみ(あぎとぎ あくみ)による小説が原作で、キャラクター原案は月岡月穂が担当されています。

漫画版は高坂りとによりガンガンONLONEにて連載。

2023年3月時点で、累計発行部数(電子書籍・コミック含む)は700万部を突破し、同年には実写映画・テレビアニメが放送された人気作品です。

「無能」として斎森家で虐げられていた美世。

しかし、美世は『夢見』という最強の異能を所持していたのです!

美世の異能『夢見の力』について解説します!

※ネタバレ有

原作小説ではマンガ、アニメ、実写映画ではわからない細かな表現まで書かれているのでおすすめです!

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美世の異能については原作小説2巻に収録
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美世が「無能」と虐げられていた理由

https://twitter.com/watashino_info/status/1681594270602641408

美世には見鬼の才がありませんでした。

見鬼の才とは、異形と呼ばれる鬼や妖を見ることが出来る力。

この異形は人に害を及ぼす存在で異能の力でしか倒すことが出来ません。

なので見鬼の才を持たない者は異形を見ることが出来ず戦えないため、異能に覚醒する可能性はないのです。

斎森家は異能の名家で、美世の父「斎森真一」と母「薄刃澄美」は異能者同士で異能の力を濃く引き継ぐための政略結婚でしたが、美世は異能を発現しませんでした。

異能の家系では異能の有無がとても重要だったことに加え、政略結婚だったことで澄美の死後、継母や異母妹に加え実の父から美世は「無能」だと虐げられていたのでした。

この世界には異能という力があるんですね。

美世は政略結婚同士による子供というのに加え、異能の名家で無能…。

本家シンデレラの設定より過酷でかわいそうです…。

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美世の異能は『夢見の力』※ネタバレ|私の幸せな結婚

斎森家で無能だと言われ続けていた美世が婚約のため久堂家を訪れた日から変化が起きます。

美世は久堂家で生活を初めてすぐ毎晩のように悪夢に襲われたのです。

これは美世の異能の暴走によるものでした。

美世の異能は『夢見の力』。

夢見の力は薄刃家の長い歴史の中で女性にのみ発現し、自分を含めあらゆる人間の眠りの中に入り込み夢を操り、精神操作、洗脳すら可能にし、実力次第ではあるが夢の中で過去・現在・未来の全てを見通すことが出来ることから、『夢見の力』は薄刃家にとって特別な力とされ大切にされてきました。

夢見の能力者は昔から『夢見の巫女』と言われ、その名残で強制ではないが巫女装束を着る習慣もありました。

せっかく斎森家を離れられたのに毎日悪夢に襲われ寝不足が続く美世。

悪夢は誰かから攻撃されているのかと思っていたのですが、まさか自分自身の異能の暴走だったとは!

しかも、母方の薄刃家での特別な力!

無能だとひどい目にあっていた美世が実は異能者だったとは驚きです!

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薄刃家の異能の役目

薄刃家の異能は共通して人の精神や脳に影響を及ぼすという特徴を持っています。

薄刃家以外の異能は、戦でも使われるが本来は異形を倒すための力。

異能とは強大な力を持っているため何もかもを滅ぼすことさえ可能な力です。

薄刃家の異能は、そういう異能者をとめるための力なのです。

《異形》相手に異能を使う異能者は異形を見る必要があるため見鬼の才が必要ですが、《人》相手に異能を使う薄刃家は見鬼の才を必要としないため見鬼の才を持っていない者も多いです。

そのため、美世が見鬼の才を持っていないことも不思議ではないのです。

他も異能の名家とは違い、存在自体怪しまれていた薄刃家。

特別な力の持ち主たちだからこそ、薄刃家では裏切り者が出ないための多くの細かい制約があるそうです。

すごい力を持つということは大変ですね…。

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『夢見の力』がずっと発現しなかった理由

美世には『夢見の力』があるのに今まで発現しなかったのはなぜなのでしょうか?

薄刃の歴史上、夢見の力を持っている子の母親は必ず『精神感応』、いわゆる『テレパシー』という人の心と心を繋ぐ異能を持っていました。

年々異能者が生まれることが減っていた薄刃家は、『精神感応』を発現させた澄美に過度な期待をし、澄美は重圧の絶えない日々を送りました。

斎森家に嫁ぎ『夢見の力』を持つ子供が生まれれば、徹底的に利用・悪用され人並みの幸せを送ることが出来ないことは安易に想像できることでした。

このことから澄美は、美世が生まれてすぐ夢見の力を封印し異能が無いように装ったのです。

母の愛を感じますね。

澄美はそれだけ幼いころすごいプレッシャーを与えられていたのでしょう…。

テレパシーでどのように異能を封印していたのか気になります。

真実を知らないまま無能だといじめられていた美世は澄美を少し恨んでしまいますが、澄美が亡くならず、美世の異能が封印されたまま幸せに暮らしてほしかったです。

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澄美が斎森家に嫁いだ理由

薄刃家にとって大切な『夢見の力』を持つ子供を産む可能性があった澄美が薄刃家の人間とではなく、なぜ斎森家に嫁いだのでしょうか?

当時の薄刃家の当主、澄美の祖父・義浪はもちろん澄美には一族の異能者と結婚させようとしていました。

しかし、薄刃家の表の顔、鶴木貿易の経営が傾き、食べることも困難になってしまっていたため結婚について考えている余裕がなくなっていました。

その時、斎森家が資金援助する代わりに澄美との結婚を迫ってきたのです。

薄刃家についての情報は公にされていないにもかかわらず、斎森家当主は『夢見の力』についてなぜか知っていたのです。

義浪はもちろん澄美を斎森家に渡すことを断りましたが、澄美は生活に苦しむ家族を救うため反対を押し切り斎森家に嫁いだのです。

美世の夢見の力を知って、斎森家の前当主は澄美を無理矢理嫁がせたのに、真一は夢見の力について知らない様子。

薄刃の力にも興味なさそうだし、愛は盲目という言葉がぴったりなク○加減www。

薄刃家の情報を斎森家が知っていたのはどうしてなのでしょう?

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『夢見の力』が発現した理由

澄美が亡くなっても澄美の封印が消えなかったのに、久堂家に嫁いだ時から美世の異能が暴走しはじめたのはなぜなのでしょうか?

義浪曰く、封印の鍵となるものが斎森家の敷地内にあったはずということでした。

封印は澄美の死により劣化していき、斎森家を離れたことで消失したのです。

その封印の鍵は、澄美が斎森家に嫁入りした際植えられた桜の木だったのでしょう。

美世の夢で澄美が桜の木の下で手招きしていたことで、火事で焼け落ちた斎森家を訪れ桜の木の切り株を触った際、切り株は儚く崩れ「ぴりっ」と鋭い痛みのような衝撃が一瞬頭をよぎりました。

この時、美世に施された澄美の封印は完全に消えたのでしょう。

美世の心の支えの桜の木が封印の鍵でした!

香乃子によって切り倒されていたのに、斎森家を離れ、火事により消えるまで切り株の状態でも封印を全うしたんですね。

桜の木が鍵と知ってきれいだし、しっくりです。

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美世が異能『夢見の力』で清霞を救う|私の幸せな結婚

美世は今まで自分の力が勝手に暴走していただけで自らの意思で異能を使ったことがありませんでした。

しかし、怨霊に取り付かれた昏睡状態の清霞を救えるのは精神に入り込める美世の『夢見の力』だけ。

美世は従兄妹の新に力の使い方を教えてもらい、清霞を救うため美世は覚悟を決めました。

夢見の異能の使い方

  1. 対象を決める(相手に触れていると確実)
  2. 目的を決める(夢に入り込む、過去・現在・未来を見通す、など)
  3. 異能で働きかける(対象に目的を実行する)

美世が異能を使用すると身体と意識が切り離されるため布団に横になり、清霞の手を握り夢の中に入るため身体を拭け出し魂だけの存在になる想像をし、清霞の中に入り込みました。

美世は永遠に湧いてくる怨霊と戦っている清霞を見つけ、美世は「消えて」の一言で怨霊を消し去りました。

夢見の力は人の夢の中で、万能の力を発揮する異能。

2人は強く手を握り無事現実の世界に戻りました。

初めて使う異能で清霞を救う。

愛ですね♡

清霞が苦戦していた夢の中での怨霊に一言「消えて」。

夢の中で美世に敵う敵なし!!

解術の力でもどうにもできなかったのに夢見の力はすごい力ですね!

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全ての黒幕は帝?!

斎森家、薄刃家を巻き込んだ騒動の黒幕は実は帝だったことが判明したのです!

夢見の力は使い手の才能や熟練度次第で帝の『天啓』の力をも凌駕する能力で、帝は幼いころからずっと地位を追われるのではないかと恐れていました。

天啓の力とは、帝の直系が受け継いでいる異能で、神から国に降りかかる災いを教えられるといういわゆる『未来予知』の力。

夢見の異能者さえ生まれなければ何も恐れることはなかったのですが、『精神感応』の異能を持った澄美が現れたことで帝の恐れは現実のものとなりました。

帝は、薄刃同士の結婚で薄刃の血が濃いと夢見の能力者が生まれやすいと考えていました。

そのため鶴木貿易を傾けさせ、斎森家に夢見の異能の事を明かし多額のお金を渡し、澄美が斎森家に嫁ぐことで夢見の力を持った子供が産まれないように裏から手を回したのです。

しかし、美世が『夢見の力』を持っていることに気づき、久堂家が夢見の力を所持することを恐れ、清霞の事を消そうと怨霊騒ぎを企てたのです。

帝がこんなにも焦っているのには理由がありました。

帝はすでに体は衰え天啓の力も失われていたのです。

しかし、このような行いが許されるはずもなく、療養の名目で外との連絡を絶たれ、帝の役目は天啓の力を持つ息子の堯人が引き継ぎ、事実上幽閉されました。

まさかこの騒動の黒幕は帝!

国を治める存在の帝が、私利私欲のために一族を滅ぼすようなことをするとは信じられません…。

強大な力は時に不幸にするってことですね…。

薄刃家、澄美、美世の幸せは帝に壊されたけど、巡り巡って、美世は清霞と幸せになれたからひとまずよかった!

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まとめ

美世の異能『夢見の能力』についてまとめました。

和風シンデレラ「斎森美世」が無能なわけがないと思っていました。

そして、すごい能力があるのだろうとは予想していましたが、元凶が帝というのには驚きました!

これから美世の能力がどのように活躍していくのか気になりますね。

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