名探偵コナンの主要メンバー『灰原哀』について解説します。
名探偵コナンはマンガ100巻超え、アニメ1000話超えの長編作品。
灰原哀の初登場はマンガ18巻、アニメ129話「黒の組織から来た女」です。
「プロフィール」「黒の組織との再会(ピスコ)」「バスジャック」「黒の組織と真っ向勝負(ベルモットとの対決)」「ミステリートレイン」など灰原哀に関わる重要回をまとめました。
2023年4月公開の映画第26作品目「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」のキーパーソン。
アニメ名探偵コナン灰原哀について重要回をまとめました
(Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996)
灰原哀について登場からミステリートレインまでの重要回をそれぞれ解説していきます。
アニメ・マンガそれぞれ何話での話なのかもまとめてます。
・【謎めいた乗客】バスジャック編
・【トイレに隠した秘密】母親からのカセットテープ
・【黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー】ベルモット編
・【お尻のマークを探せ!】証人保護プログラム
・【漆黒の特急[ミステリートレイン]】
黒の組織の幹部「シェリー」が組織から抜け出し、組織はシェリーの事を殺そうと探していました。
ミステリートレインでは、シェリーが爆発に巻き込まれ、ベルモット以外の組織のメンバーは死んだと思っています。
2023年4月14日公開の映画第26作品目【黒鉄の魚影(サブマリン)】では灰原哀がメインの物語!
ここでは組織とどのような対決がおこなわれるのでしょうか。
【黒鉄の魚影(サブマリン)】のあらすじも紹介しています!
灰原哀のプロフィール
本名:宮野 志保(みやの しほ)
[CV:林原めぐみ]
実年齢:18歳
父:宮野厚司(享年:35~37歳)
母:宮野エレーナ(享年:29~30歳)
(志保を妊娠して3か月ごろ母29歳、父35歳)
姉:宮野明美(享年:24~25歳)
伯母:メアリー・世良(エレーナの実姉)
義伯父:赤井務武
従兄妹:赤井秀一、羽田秀吉、世良真純
コードネーム
黒の組織のメンバーで地位を得たものがボスから与えられる名前。
コードネームはすべて蒸留酒。
女性には甘い酒の名前が付けられている。
灰原哀(宮野志保)のコードネームは「シェリー」。
黒の組織時代
黒の組織に所属する科学者で組織の幹部だった。
事故死した両親の研究、毒薬「ATPX4869」の開発を引き継いだ。
組織がシェリーに無断で試作段階の薬を暗殺に使用したことに嫌気がさしていた。
シェリーは唯一の肉親であった姉を殺され、理由も明かさない組織に業を煮やしAPTX4869の研究を中断するという対抗手段に出た。
幼児化した理由
開発途中の薬のマウスを使った実験でほとんどが死んでしまった中、1匹だけ幼児化したマウスがいた事例があったが、シェリーは反発心から組織には報告していなかった。
組織は幼児化の副作用があるとは知らず暗殺に使い、工藤新一は幼児化した。
シェリーのもとには人間に使用したデータが送られてきており、ほとんどは「死亡」と記入されていたが、工藤新一の欄は「不明」と記入されていた。
工藤邸に2度調査に訪れ、1度目にはあったはずの子供服が2度目の調査時には無くなっていたことでシェリーは新一が幼児化しているのではないかと考えた。
研究者として強い興味を持ち、工藤新一のデータの「不明」欄は組織から守るために「死亡」と書き換えた。
その後シェリーは姉の件でAPTX4869の研究を中断し、研究所のガス室に監禁された。
隠し持っていたAPTX4869を自殺目的で服用したが幼児化したため小さなダストシュートを通って外へ脱出した。
幼児化したと推測していた工藤新一を頼って工藤邸に向かい、雨の中倒れているところを阿笠博士に保護された。
組織から身を隠すため「灰原哀」と名乗り、コナンと同じく帝丹小学校1年に編入する。
阿笠宅に居候しながら地下の研究室でAPTX4869の解毒薬の研究をしている。
薬のデータは、研究施設が焼き払われたことで残っていない。
解毒薬の開発
コナンが風邪をひいていた際、初登場の服部平次が「いい薬がある」と手土産で持ってきた白乾児(パイカル)を飲ませたことで一時的に新一の姿にもとることができた。
風邪症状がない状態で飲んでも元の姿に戻らない。
現在、灰原はこのパイカルの成分を参考に、解毒剤の試作品を開発している。
試作品では短い時間であれば元の姿に戻れるが、耐性ができてしまう、副作用もわからない、黒の組織にバレる恐れがあるためあまり使用しない。
「灰原哀」名前の由来
(Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996)
命名者:阿笠博士
コーデリア・グレイ(グレイ=灰)とV・I・ウォーショースキー(I=あい)から組み合わせたもの。
博士は可愛らしいと「愛」にしようとしたが、本人希望で「哀」になった。
原作者である青山剛昌は後に「あい」はアイリーン・アドラーから取ったと述べている。
【黒の組織との再会】ピスコ編
(Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996)
学校の帰り道、コナンと灰原はジンの愛車を見つけコナンが発信機と盗聴器を仕掛けた。
盗聴した内容から杯戸シティホテルで「ピスコがターゲットを殺す」「例の薬を使っていもいい」という会話を聞き会場へ向かう。
ジンは発信機、盗聴器と共に赤みがかった茶髪を見つけ、わざと「例の薬」の話をしシェリーを杯戸シティホテルへ向かわせるようにした。
コードネーム「ピスコ」は、黒の組織の古株で、表の顔は「経済界の大物」と称させる枡山憲三。
ピスコは灰原の両親と親しい仲だったため幼児化した灰原哀がシェリーであると一目で気づき、事件を起こした混乱に乗じて灰原に睡眠薬をかがせ酒蔵に監禁した。
しかし、すぐに戻ってくるつもりだったため拘束はしていなかった。
コナンが新一の声で警察に容疑者を足止めしておくように伝えていたため足止めをくらっていた。
監禁場所が酒蔵だったためコナンの指示で風邪気味だった灰原はパイカルを飲んだ。
灰原はピスコが置いていった組織のパソコンから薬の情報をMOにコピーした。
車の中にいたコナンはジンがホテルに入っていくところを目撃し、組織のパソコンからの発信情報で灰原が危ないと感じ暖炉に隠れるよう指示した。
ジンたちが酒蔵に入ってきた時には、大人の姿に戻った灰原は暖炉に両手両足を突っ張り隠れることができ、そのまま暖炉をのぼって屋上に脱出した。
しかし、ジンは暖炉にシェリーがいることに気づき屋上に先回りしていた。
灰原は銃で狙撃されたが、コナンが駆け付け麻酔銃をジンに打ち込み、ジンがひるんだ隙に灰原は煙突に入り酒蔵に逆戻りした。
ジンは麻酔針が刺さった場所を躊躇なく自ら銃で撃ったことで眠ることはなかった。
酒蔵に戻るとピスコがおり、子供の姿に戻る灰原を見て、「薬の開発をここまで進めていたとは、事故死した両親もさぞかしお喜びだろう」と語った。
そして、命令のため灰原を殺そうとしたときコナンが助けに現れた。
ピスコの発砲によりアルコール度数の高い酒瓶が割れ、吸っていたタバコの火で引火し、そのうちにコナンは灰原をかかえて逃げた。
薬の情報をコピーしたMOは大人の姿になったときに着ていたツナギのポケットに入れていたため、火事で燃えてしまった。
ピスコはターゲットを殺害する瞬間をマスコミに撮られるというミスをしていたため、煙突から降りてきたジンに射殺された。
ピスコが死んだこと、シェリーは同じ街にとどまるようなバカな女ではないと思ったジンによってコナン、灰原の正体がバレることはなかった。
しかし、ピスコのサポートとして会場にはクリス・ヴィンヤード・コードネーム「ベルモット」がいて何かに気づいた様子だった。
第176話~第178話
【マンガ】
第24巻 File7~11
【謎めいた乗客】バスジャック編
(Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996)
スキー旅行に向かうため博士と少年探偵団たちはバスに乗っているとバスジャックにあった。
バスの乗客にはニット帽の男(赤井秀一)とジョディ先生、新出先生に変装したベルモットがいた。
灰原は新出先生=ベルモットとは知らなかったが組織の人間を「匂い」で感じ取れるためひどくおびえていた。
ベルモットはコナンがこのバスジャックをどう切り抜けるのか観察していた。
コナンは無事バスジャック犯を見つけ出し拘束することができたが、爆弾のスイッチが入ってしまい残り30秒で爆発してしまうためみんな急いでバスから降りた。
だが、灰原は「組織を抜けた自分に居場所なんてない」とこの爆発で死のうとバスに残っていた。
爆発寸前でコナンが助け出し、「自分の運命から逃げるんじゃない」と灰原に伝えた。
第230話~第231話
【マンガ】
第29巻 File3~5
【トイレに隠した秘密】母親からのカセットテープ
灰原の両親は灰原を出産してすぐ火災事故で亡くなったため両親の記憶がなかった。
父親は「マッドサイエンティスト」、母親は無口で陰気なことから「ヘルエンジェル(地獄に落ちた天使)」と呼ばれていたと噂で聞いていた。
しかし、コナンの母親・有希子の明るさに触れたことで、本当に両親が噂されていたような人だったのか気になり、組織の追ってが近くにいるとわかっていながら父親が昔住んでいた家をデザイン事務所として譲り受けた幼馴染に会いに来た。
そこの従業員によると20年前に監視付きで両親と4.5歳くらいの姉・明美が訪れていた。
そして、少し前に明美がトイレを借りに訪れたらしい。
コナンと灰原は明美がトイレに組織につながる手掛かりになる何かを隠したのではないかと推測した。
コナンはトイレタンクの浮き玉の裏にビニール袋がガムテープで張り付けられているものを発見した。
ビニール袋の中身は1~20の番号が振ってあるカセットテープだった。
コナンが帰り道に組織の手掛かりが入っていると思い車の中で11~15のカセットテープの中身を聞いたが、「俺が聞いちゃいけない。お前だけの声だ」と灰原にヘッドホンをわたした。
「11歳になった志保へ。お誕生日おめでとう。」
カセットテープには死期を悟った母親から、成人するまでの灰原に向けて1年毎の誕生日メッセージが入っていた。
母親はカセットテープを明美に預けていたが監視が厳しく直接渡すことができず、組織から抜けることが出来たら渡そうとこのトイレに隠していた。
灰原は噂通りの母親ではなく優しい母親だとわかり、時間があるときは母親のカセットテープを聞いていた。
第340話~第341話
【マンガ】
第41巻 File10~11
第42巻 File1
そして、18歳の誕生日メッセージの最後に「ラボの仲間は夢のような薬だと浮かれているが、恐ろしい薬を作ろうとしている」「その薬のことを願いを込めてシルバーブレッドと呼んでいる」「薬を完成させるためには志保とお別れしないといけなかった」という事実が吹き込まれていた。
【黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー】ベルモット編
(Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996)
季節外れのハロウィンパーティーの招待状が新一のもとに届いた。
差出人はベルモット。
灰原はベルモットという名前に恐怖を覚えコナンに「行ったら殺される」と忠告するが、コナンは灰原を麻酔銃で眠らせた。
工藤新一宛てに招待状が届いていたが、中の手紙には「親愛なる江戸川コナン様」と書かれていた。
コナンの正体が新一だとバレているということは灰原の正体もシェリーだとバレている可能性が高いと考え、前に進むためにベルモットの誘いに乗ることにした。
灰原が目を覚ますとコナンと博士はいなかった。
電話が鳴り出ると相手は新出先生だった。
数日前から灰原は風邪をひいており、なかなか治らないことから知り合いの医師が今夜空いてるということで灰原を設備の整った病院で見てもらうため急だが今夜大丈夫か電話をしてきた。
灰原はコナンと博士が勝手なことをしたことに少々頭にきていたこともあり新出先生の誘いを受けることにした。
灰原を迎えに来たのはジョディ先生だった。
新出先生の車が故障したということで代わりに迎えに来たらしく、ジョディ先生の車に乗りこんだ。
しかし、新出先生はそんなことをジョディ先生に頼んでなく、ジョディ先生の車に乗る灰原を目撃し車で後を追った。
ジョディ先生は埠頭に車を止め車を降り、新出先生も車から降りた。
ジョディ先生は新出先生がベルモットの変装した姿だと気づいていた。
そして、20年前FBIだった父親をベルモットに殺された子供がジョディ先生だった。
ジョディ先生はFBIになり父親の敵のベルモットをずっと探していた。
ジョディ先生はベルモットを追い詰めたはずだったが、ベルモットの仲間のカルバドスによって腹部を狙撃されてしまった。
ベルモットは形勢逆転し、ジョディ先生を射殺しようとしたとき、車の中からサッカーボールが飛び出してきた。
ジョディ先生と一緒に乗っていた灰原は、灰原に変装したコナンだった。
コナンはベルモットに麻酔銃を向け車に乗り警察へドライブしようと迫った。
そこへ予備の追跡メガネを使いタクシーで追ってきた灰原が現れた。
コナンは灰原にここから逃げるように叫んだが、その隙をつきベルモットはコナンに向けて麻酔銃を発射させコナンを眠らせた。
灰原は決着をつけるためにやってきた。
たとえベルモットが警察に捕まったとしても自分への追手がなくなるわけではないと思い、他の人たちを傷つけないことを条件に殺されにきた。
ベルモットはジョディ先生以外には手を出さないと約束し、灰原に銃口を向けた。
その時ジョディ先生の車のトランクが開き蘭が飛び出し灰原に覆いかぶさった。
蘭はジョディ先生の家で灰原や新一、コナンの写真を見つけ不思議に思いジョディ先生にたずねようとしたがとっさにトランクに隠れてしまっていたが、銃声が聞こえたため警察を呼び灰原を庇うため飛び出した。
ベルモットは蘭を傷つけたくない理由があり、カルバドスが蘭を狙ってライフルを撃つことを止めさせた。
その隙にジョディ先生はカルバドスのライフルの死角に入りベルモットの肩を狙撃した。
しかし、背後からショットガンのポンプ音が聞こえカルバドスが歩いてやってきたかと思ったが、カルバドスの両足を折り武器を奪ってやってきた赤井秀一だった。
赤井はベルモットが防弾ジャケットやパットを重ね着していることを見抜き、アバラの2,3本を折るつもりでショットガンを撃った。
ベルモットは鍵のついたままだったジョディ先生の車に眠っているコナンを人質に乗り込み逃走した。
自分が乗ってきた車は追跡させないために拳銃でガソリンタンクを打ち抜き炎上させた。
カルバドスは隠し持っていた拳銃で自決した。
森の中へ逃げ込んだベルモットはボスと携帯でやり取りをしていた。
眠っているコナンをどうするか体を触ると異変を感じ服を切り裂いた。
コナンには心電図のモニターの電極が張られていた。
コードの先には録音機がセットされていたためベルモットはコードを抜こうとしたときコナンが止めた。
心電図のモニターが受信されなくなると心臓が止まったとし、ベルモットがさっきのボスとのやり取りで打ったメールアドレスの音が仲間のもとへ受信し、警察がこの音を元にボスのありかを突きとめる仕掛けになっていた。
コナンは決着をつけるためベルモットにボスのところへ連れて行くよう交渉した。
ベルモットは降参し、シェリーはあきらめると発言した。
しかし、ベルモットは車の中で催涙ガスをまき賭けにでた。
コナンが先に目覚めれば一緒に警察へ、ベルモットが先に目覚めれば…。
博士が駆け付けコナンが目を覚ました時にはベルモットの姿はなく、録音機は銃で破壊されていた。
コナンに季節外れのハロウィンパーティーの招待状を送ったのは灰原からコナンを引き離すためだった。
そして、ハロウィンパーティーに出席したのは新一に変装した平次だった。
ボスのメールアドレスは「七つの子」のメロディが鳴る。
「#969#6261」
第345話
【マンガ】
第42巻 File5~10
【お尻のマークを探せ!】証人保護プログラム
灰原はFBIに証人保護プログラムを受けてほしいと持ち掛けられた。
ベルモットがシェリーと呼ぶ灰原を殺そうとしたということは、灰原がベルモットにとって都合の悪い情報を持っているということ。
そのことを証言する代わりに灰原の本名も住所も変えてFBIに守ってもらえる制度。
その代わり、友人や家族とは会うことも電話をすることもできない。
大切な人を守るためにもいい返事を待っていると告げられた。
灰原は自分のためにもみんなのためにも耐えて身を引くことも一つの勇気だと考えていた。
そんな時通り魔事件が起こり、唯一の目撃者の歩美が犯人を特定するために容疑者に会うという歩美に自分を重ね身を引くことも大切だと反対した。
しかし歩美は「逃げたくない!逃げてばっかじゃ勝てないもん!!」と犯人に立ち向かった。
灰原はジョディ先生に証人保護プログラムについての返事をするために病院へ向かった。
別人になったとしてもビクビクしながら過ごし、バレそうになったらまた別人になる、FBIも信用しきれないと、断りの返事をした。
そして、「逃げたくないから」と告げた。
ジョディ先生も昔命を狙われ証人保護プログラムを受けた身として灰原の気持ちがわかるからと灰原を応援した。
第346話~第347話
【マンガ】
第42巻 File11
第43巻 File1~2
【漆黒の特急[ミステリートレイン]】
(Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996)
1年に1度しか運行しないミステリートレイン「ベルツリー急行」。
ベルツリー急行のオーナーである鈴木財閥に招待され、出発の1週間前にミステリートレインのリングパスが博士のもとに届いた。
少年探偵団は記念撮影のため指輪をつけ、そのままキャンプに出掛けた。
そこで灰原、歩美、元太、光彦が事件現場を目撃してしまい、逃げ隠れた山小屋を犯人に放火されてしまった。
灰原はAPTX4869の解毒薬を飲み元の姿に戻り、火事から無事逃れることができた。
しかし、その時光彦が動画を撮り後日改めてお礼するために「この人を探してほしい」と毛利探偵事務所のホームページへ動画を送っていた。
バーボン・安室徹は小五郎のパスワード「5563(小五郎さん)」を入力し、その動画を見てシェリーを見つけた。
シェリーの指にミステリートレインのリングパスがはまっていることに気づき、ベルモットと共にベルツリー急行に乗り込んだ。
ベルツリー急行で灰原は赤井秀一に変装したベルモットを目撃し、この列車に組織の人間が乗っているんのではないかと怯えているとベルモットから「覚悟は決まった?」というメールが届き、みんなに危害を加えないためにみんなのもとを離れた。
灰原は子供の姿で殺されると探偵団のみんなを悲しませたりみんなに迷惑がかかると考え、持ち歩いていたAPTX4869の解毒薬を飲んで殺されるなら大人の姿でと考えた。
ベルモットたちは灰原を炙り出すため8号車を火事に見立て装置で煙を噴射。
乗客は前の車両へ避難するため移動し、灰原は組織の仕業と考え最後尾の車両・8号車に来ると読んでいた。
大人の姿に戻っていた灰原はバーボンが待ち構える8号車に現れた。
バーボンはシェリーを殺さずに組織へ連れ戻すつもりだった。
8号車の後ろの貨物車にシェリーを閉じ込め、連結部分を爆弾で切り離し、ヘリで追跡している仲間がシェリーを回収する段取りだった。
しかし、貨物車にはシェリーを殺そうとベルモットが爆弾を仕掛けていた。
バーボンはシェリーを貨物車から出てくるように指示を出すがシェリーは貨物車に自ら扉を閉め閉じこもった。
バーボンは手荒く連れ戻そうと貨物車へ行こうとしたとき、赤井秀一が現れ手榴弾をバーボンへ向け投げたことで貨物車と連結部分が爆破し貨物車は離れた。
爆発音を聞いたベルモットは起爆スイッチを押し貨物車は爆発した。
ジンとウォッカはベルツリー急行の終着駅で待ち構えており、ホームに仕掛けた爆弾でベルツリー急行が到着と同時に吹き飛ばそうとしていた。
しかし、シェリーは貨物車と共に吹き飛び、ベルツリー急行は貨物車が爆発したことにより近くの駅へ停車し乗客は下車したと、ベルモットから電話を受け撤退した。
ベルモットはジンたちがホームに爆弾を仕掛けていることに気づき、蘭とコナンを爆発から守るため途中下車するように爆発騒ぎを起こした。
下車した乗客の中には博士におんぶされ寝ている灰原の姿があった。
灰原がAPTX4869の解毒薬を飲もうとしたとき、沖矢昴(=赤井秀一)と新一の母親・有希子が救助していた。
そして、来月ベルツリー急行の一等車に展示する宝石を狙うための下見に来ていた怪盗キッドがいた。
コナンは今回見て見ぬふりをする代わりキッドにシェリーの姿に変装してもらい、別室で待機している灰原から話す内容を指示を受け喋ってもらっていた。
貨物車が爆破されたときは、貨物車に隠していたハングライダーで脱出した。
ベルモットは下車した姿を目撃しているので生きていることを知っているが、バーボンやジンたちはシェリーが今回の爆発で死んだと思っている。
第701話~第704話
【マンガ】
第78巻 File1~7
映画【黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)】あらすじ
(© 2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会)
助けて、工藤君―――
【STORY】
東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」。
本格稼働に向けて、ヨーロッパの警察組織・ユーロポールが管轄するネットワークと接続するため、世界各国のエンジニアが集結。そこでは顔認証システムを応用した、とある「新技術」のテストの進められていた。
一方、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナン達少年探偵団。するとコナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害された、という一本の電話が。不穏に思ったコナンは、「パシフィック・ブイ」の警備に向かっていた黒田兵衛ら警視庁関係者が乗る警備艇に忍び込み、施設内に侵入。
すると、システム稼働に向け着々と準備が進められている施設内で、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生…!さらに彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう…。
海中で不気味に唸るスクリュー音。そして八丈島に宿泊していた灰原のもとにも、黒の影が忍び寄り…。
(劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』公式サイトより引用)決して触れてはいけない〈玉手箱(ブラックボックス)〉が開かれたとき
封じ込めた過去がいま、洋上に浮かび上がる―
2023年4月14日(金)公開予定
主題歌・ゲスト声優はこちらにまとめてます↓
最後に
灰原哀についてまとめました。
アニメ129話の初登場からずっと逃げ続け、704話で黒の組織を騙し死んだことにすることに成功しました。
129話は1999年1月4日(月)放送、704話は2013年8月3日(土)放送で約14年、そしてミステリートレインから現在まで約10年たっています。
これは記憶も曖昧になるのは必然…。
灰原哀がキーパーソンの映画「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」が2023年4月に上映されます。
映画を楽しく見るための参考にしていただければ嬉しいです。
コナンは灰原を守り切ることができるのか?!
コメント
灰原哀に吉田歩美の変装してなって下さい見たいます。灰原哀にコナンの変装なってくれないか
赤井メリー変装工藤新一は私の孫宮野志保だった同じイギリス出身だった想います